国際協力を仕事にするとは
お久しぶりです!のんです。
クオリティはともかく無事に卒業論文を書き終え、
世界青年の船を終え、引っ越しなどバタバタした3月を過ごし、
ついに社会人になって1週間が過ぎました。
肉体的にも精神的にもやっと落ち着いてきたので、
今日は国際協力の分野で仕事をするということについて
自分なりにまとめていきたいと思います!
まず、私が国際協力の道に進む上でバイブルとしている本を紹介します。
山本敏晴さんによる「国際協力師になるために」です。
https://www.amazon.co.jp/国際協力師になるために-山本-敏晴/dp/4560031630
この本によると、国際協力を仕事にするには以下の条件を満たす必要があります。
最低条件
①英語力(TOEFL600点以上、CBT210点以上)
②大学院修士(開発分野での専門性の証明)
③2年間の海外勤務経験(青年海外協力隊、国連ボランティア、NGOの海外駐在など)
あったら良い条件
①他の国連公用語(フランス語、スペイン語、ロシア語、中国語、アラビア語)
②大学院時代の国連機関、政府機関、開発コンサル等のインターン
④開発途上国への旅行または滞在経験
⑤英・仏語圏などの留学・生活経験
⑥ボランティア経験(国内外問わず)
⑦教職、看護師、運転免許、調理師などの国家資格
もちろんこれらを満たしていなくても様々な道はありますが、
社会的に認められ、安定した給料をもらいながら
この分野で仕事をしている人の多くは
これらの条件をクリアしている人が多いかなと思います。
条件を見てわかるように、どう考えても大卒の新卒が
いきなり国際協力を仕事にするというのはかなり難しいようです。
私自身もそうでしたが、国際協力を仕事にしたい!と考える人は
まずこれらの条件を少しずつクリアしていくことが
最初のステップかなと思います。
もちろん新卒採用を行っている所は全くないわけではありません!
かなり狭き門になりますが調べてみる価値はあり◎
ネットでもいいけど、国際開発ジャーナル社が出版している「国際協力キャリアガイド」っていう雑誌もかなりおすすめ!
色んな人のキャリアが紹介されていたり、
実際に採用情報とか大学院の情報もあったりするから見ないと損!
さて、私自身の話になりますが、
現段階では最低条件を1つもクリアしてません笑
目標は30歳までに、最低条件含めなるべく多くの条件をクリアして、
国際協力分野での自分の専門性を見つけること。
あと1ヶ月もしないうちに24歳になってしまうので
ほんとに、まったりしてる時間はないですね笑
あとは、国際協力はこれが出来たらOK!っていう基準はないから
30歳以降も色んな現場で経験を積んで
少しずつできることを増やしていきたいです。
私もそうですが、国際協力の道を志す人たちにとって
女性のキャリアプランってとても気になるところ、ですよね?
院卒とか、現場経験が必要とか、なかなか時間的に厳しい、、
女性にとってこの時期めちゃめちゃ大事だし、
結婚年齢が上がっているとはいえ、20代半ば女子達の話題はだいたいこれ。笑
でも私は夢も、結婚も、家庭を持つ事も、全部両立させたい。
だからこそ30歳までに、自分がどこに行っても必要とされる人材になれるよう
最低限の力はつけておきたい!と思います。
(実際に、この分野で働く女性は同じ分野同士で結婚するか、
独身が多いっていうのは現実だから早いうちから相手見つけるのも大事◎笑)
こんなこと書いてるけど、30歳まであと6年しかないことに気がついてかなり驚いてます笑
将来の夢は〜とかじゃなくて、ほんと、「今」なんですね。
まずは目の前の仕事に全力で取り組むこと。
どんなに地味な作業でも、何一つ無駄な事なんてないし、
全部未来の自分に繋がると信じること。
恵まれた環境に感謝して、目標を見失わないよう日々頑張っていきたいです。
おしまい。
余談。
昔、他の人のブログをあさっていた時に、
世界船に乗る前の抱負の記事は書いてるけど、降りた後に船の様子とか
自分の変化とかを記事にしてない人がいて、
なんで書かないんだよ!!そこ大事だよ!!!
って思ってました。
でも実際にその状況になってみて、なんか、上手く言葉にできない、、
みたいな事が多くて、書くの難しいんですね笑
後輩の為にも、自分の為にも形に残していかなきゃ忘れるな〜
と思うこのごろです。
いつか書きます笑
余談パート②。
条件とか関係なしに、国際協力に対するモチベーションあげたい!
って思った時はマザーハウスの創設者、山口絵里子さんの本を読みます。
「裸でも生きる」と「自分思考」これもおすすめ◎
https://www.amazon.co.jp/裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記-講談社BIZ-山口-絵理子/dp/4062820641