入社半年で適応障害になり、現在休職中の私の話【後編】

ここまで読んでいただきありがとうございます。

適応障害の話、【後編】になります。

 

後編では、心療内科を受診してから

休職に至るまで、休職後の自分の変化について

書いていきたいと思います。

 

3.心療内科受診

 

初めて行った心療内科

電話で予約して、なるべく早いところで取ってもらった。

中に入ると男女比は半々くらいで、

年齢も20代~50代くらい?幅広いなと思った。

 

最初はソーシャルワーカーの人と30分くらいかけて

私の背景について話した。

家族構成、学生生活、幼少時のこととか、

すごく詳しく聞いてくれるんだなぁと感じた。

 

そのあと、お医者さんの部屋に通されて診察。

さっき作ってくれた私の資料を一緒に確認しながら、これまでの症状を話す。

予めいつどんな症状が起きていたのかは

メモしていってたから、スムーズに話せた。

 

そして先生が出した診断が「適応障害抑うつ状態」だった。

病院に行くまでは夜勤が原因の自律神経失調症なんじゃないか

って思ってたから、適応障害のことは全然知らなかった。

 

先生はストレスから起きる心と体の状態について

紙に書きながら丁寧に説明してくれて

自分の身体で起きていることを客観的に理解して安心できた。

今後の仕事に関しては、自分次第だけど、

ストレス源から離れないと良くならないからね

って言われて、そりゃそうだよな~と思いながら聞いてた。

 

診察を終えて感じたのは、普通の病気と違って

レントゲンで見れるとか、数値がおかしいとか

そういう事実はなくて、本当に問診のみで診断しているから

私が言うこと次第で診断変わったのかもしれないな~

と思ってしまった。

(正確な診断をしてもらったとは思うんだけど、

自分がそう診断させるように話してしまった気がして・・・)

 

最後は職場に提出する用の診断書と、漢方をもらって終わり。

 

4.適応障害診断後、休職にいたるまで

診断を受けたあと、仕事をどうするか決めるのは

自分自身だっていうことはわかってたけど

なかなか決心できなかった。

 

退職するか、休職するか、業務軽減してもらうか、

夜勤をなくして日勤のみにするか、いろんな選択ができたと思う。

 

この時、ストレスの原因についていろいろ考えたけど

夜勤、人間関係、仕事内容、環境の変化とか

全部がストレスだった気がするし、

逆に全部が大したことなかったような気もする。

もっと仕事に慣れれば大丈夫なんじゃないかとも思ったし、

気持ち悪いのも気のせいだった気がしてきてた。笑

 

多分、本心ではそこから逃げ出したい一心なのに、

半年しか続いてないってこととか、

もし今回辞めてしまうと大学卒業後2年で2回も転職することになってしまう。

そういう経歴になることがなんだかすごく怖かった。

 

最初の転職も、病院に行ったことも全部自分の決断なのに

そんな道を選んできた自分がすごく嫌になった。

 

そんなことでうじうじしている私を見て

去年一緒に働いていた元同僚が一言。

ポンコツになろうぜ」

 

なんだそれって最初思ったけど、めちゃくちゃ腑に落ちた。笑

そう、私はポンコツである自分を受け入れたくなくて、

仕事から逃げるのを渋ったし、身体を壊してまでも

キラキラの自分を守ろうとしていた。

 

自分が作ったキラキラの人生プランに

勝手に縛られてつぶされそうになっていたし

「誰か」の期待に応えたいと思って必死だった。

 

今後どうなるかなんてわからないけど、

今、幸せに生きることが大事だよなぁって

改めて気づいて、仕事から離れることを決意できた。

 

ただ、退職ではなく休職を選んだのは、

まだ今後の仕事をどうするか決めかねているっていうことと、

とりあえず今は身体を少し休めてあげようかなと思ったから。

 

また、休職中は傷病手当金というものがあるから、

少しの間金銭面ではこれにお世話になろうと思って

上司に相談して、休職させてもらうことになりました。

 

傷病手当金についてはまた後日記事にしようと思うけど、

仕事から離れる際に心配だったお金の問題を

この手当金である程度保障されるのがかなりありがたい・・・!

 

そんなこんなで10月のはじめから休職中です。

 

5.休職後とこれから

 

休職して最初の一週間くらいは、

ただでさえ忙しかった仕事に穴をあけてしまったという罪悪感と

今後仕事も人生も、どうやって生きていけばいいのか不安になって、

精神面でとても不安定だったと思う。

 

ただ、時間が過ぎて仕事のことを考える時間も減ってきて

未来のこともまだ考えなくていいやって放棄したら

なんだかとても楽になりました笑

 

仕事から離れてみて、もうすぐ一か月たつけど

気が付いたら吐き気も頭痛もなくなっていて、

なくなってから初めて、体調不良は気のせいじゃなかった、、、!

って自分で認められた。笑

 

薬と漢方を飲んでいるおかげもあるのかもしれないけど、

やっぱ毎日落ち着いて過ごせるのは

本当に幸せなことだなぁと感じています。

 

この一か月間は極力予定もいれず、とにかく休むことを意識した。

本を読んで、映画を観て、お散歩して、美味しいもの食べて、

自分が本当に好きなことをしている時間って

すごく気持ちがいいなぁと思う。

 

ただずっと家にいすぎると、旦那さんとしか

話してなさすぎて、そろそろ外の人とも話したい欲も出てきた笑

だからこれからは少しずつ人に会えるようにもしていく予定◎

 

6.今、思うこと

 

今の自分は、何もできないただのポンコツ

そして恐らく未来の自分もただのポンコツ

 

でも、そんなポンコツな自分を好きでありたい。

自分の理想を未来の自分に託しすぎるのはもうやめて、

ポンコツな自分をそのまま受け入れたい。

 

今後いつ社会復帰するか、どんな仕事をしているかはまだ分からないけど、

どんな時も、その時の自分の決断を信頼してあげようと思う。

 

あと、見えないストレスによって自分の心と

身体がコントロールできなくなる感じすごく怖かった!!

何が起こってるのか分からなくて怖かった!

もうこんな思いしたくないからこそ、

しっかりストレス対処していきたい。

 

最後に、随所で共感できるところがあって今私の支えになった記事があるので

下にURLを貼っておきます。

 

“人からの期待に応える”ことでしか、自分を認められない。そんな私が自分のための人生を歩み始めるまで/あかしゆか

https://soar-world.com/2019/10/10/yukaakashi/?fbclid=IwAR1IgowffQzf3SMTYNv8ShZhjx5B1zBtEAdgz2ZQ0MpnVEcRURZw_LZzofY

 

私にとっての今回の浮き輪は元同僚だったなぁ~。

たった一言なんだけど、スッと心が楽になりました。

ありがと~

 

 

おわり