適応障害になって得られたこと3つ

こんにちは。のんです。

 

適応障害により10月から休職してはや2ヶ月経ちます。

体調くずして、休職するっていう選択をして

失ったものももちろんあるけど得られたこともいろいろあるよ!

ってことを書いていきます。

 

 

1、誰でも精神疾患、障害をもつ可能性はあるということ

 

いや、ほんとこれなんですよ。

頭では理解してたし、私なんて「障害者支援に携わりたい!」

なんて想いをもって働いていたわけで、

まさか自分が支援される側に回るなんて考えてなかった。

 

私は学生のころは小〜大学生までずっとバスケをしてきたし

フルマラソン2回、ハーフも2回走ったことあるし、

富士山だって登頂したし、

基本的には外に出るのが好きで体力はある方だと思っていた。

 

精神面でも、悩んだりすることはもちろんあったけど

心の悩みをノートで言語化したり、人に相談したり、

1人カラオケしたり、寝てすっきりしたり、

これまでの経験ではストレス対処は何かしらできてたと思ってた。

 

でも今回は違った。

原因はいろいろあるんだろうけど、相性とタイミングなんだろうなと思う。

適応障害ってことを人に話すと、仕事が激務だったの?とか

夜勤何回あったの?とか、聞かれることもあるんだけど

多分、その環境が辛いかどうかは人によると思うし、

自分でも、タイミングによっては乗り切れたのかもしれないなと思う。

 

だから、どういう環境であったとしても、

周りの物差しでストレスをはかるのではなく、

自分の身体が出したアラートを1番に信じて

休むことをためらわないでほしいなと思う。

 

周りの人は平気なのになんで自分はできないんだ!

って自分責めちゃうことあると思うんだけど、

ほんと、誰にでも体調崩すことあるし、

ゆっくり休んで自分が元気になった時には、

周りの人を支えられたらいいじゃないかなと思う。

 

 

2、夫婦としての絆が深まった

 

実は休職する前に、旦那さんと少しもめたことがあって、

退職か、休職か、次はいつから働けるのか、ということで

我が家の収入が変わるということ。

 

これは私たちの大きな反省なんだけど、

住む場所を探す時に、二人が正社員として働いたとして払える家賃

を基準にして今の家を選んでしまったこと。

だから、どちらか一人だけの給料では

少し生活が苦しくなるような家を選んでしまった。

 

心身の健康が1番大事、っていうのは理解はしてても

収入が半減することは少なからず不安だった。

今までの貯金があったとしても、

精神疾患は全治何ヶ月って決まっている訳ではないから

いつまで続くかは分からない。

 

こういうお金に関する不安があって

健康のことが二の次になってしまうのは

ほんとに良くない状況だなと思った。

 

最終的に、傷病手当金が申請出来そうだぞっていうことを知って

安心して休職できることになったけど、

貯金の大切さだったり、収入について改めて考えさせられた出来事だった。

 

今回自分が病気になって気づいたことが

心身の健康が1番大事!!!っていうことと

夫婦のどちらかが働けなくなっても、

もう片方が支えられるような収入を得ていたい、ということ。

(身の丈にあった生活っていうのは第一で!笑)

 

色んな人に、派遣社員になったらとか

もはやパートとか、専業主婦になっても良いのでは言われたけど、

私は、旦那さんがもし体調を崩した時も

いつでも辞めていいよって言えるくらいの

収入を得ていたいと思う。

 

夫婦としてお互いに支え合う関係でいようね

って確認し合えたことが今回の収穫だと思う。

 

 

3、精神疾患に関する知識

 

休職して体調良くなってきてからは

読書したり、映画みたり、ネットサーフィンしたり

沢山ある時間を充実して過ごせてる気がする。

 

元々障がいに関しては興味はあったけど、

自分が適応障害になったのを機に精神疾患について学んでる。

うつ病とか、パニック障害とかの体験談を読んでると

共感する部分も多いし、自分の心の安定にも繋がる。

 

これまでで1番わかる!!!って思ったことが、

「100のアドバイスより1の承認」ということ。

 

体調を崩してから、沢山の人にいろんなアドバイスをもらって

もちろん自分のことを思って言ってくれていることだし

助けられることも沢山あるんだけどね!!!

本当にアドバイスをくれる皆様には感謝してる。

 

ただ、治すことを急いでしまったり、

回復する為に行動するっていうこと自体の気力が

なくなってしまってる時期もあって、

「こうするといいよ!」っていう声が辛いこともあった。

っていうのは当事者になって初めて気づいたけど。

 

自分が苦しい時に1番救われたのが、

「苦しいよね、辛いよね」っていう共感だったり

何も出来ない自分っていう存在を認めてくれることだった。

 

回復の仕方は人にもよると思うけど、

落ち込み期→安定期→回復期みたいに変化するから

本人がどの時期にあたるのかによって

周りの対応も変化する必要があるんだなと感じた。

 

認知行動療法とか、カウンセリングの本も読んだりして

ストレス対処法とか、精神疾患を抱える人たちをどう支えるかも

学べたりして、この休職があって本当に良かったなと思う。

 

 

以上。得られたこと3つでした。

 

失ったことは、バリバリ働いている時の給料とか

面接官を不安にさせることがない履歴書とか

(転職が増えたり休職期間があるから)

休んでる間で得られたであろう仕事のスキルとか、かな。

 

まぁ、これからいくらでも挽回できるっしょ!

って今はポジティブに考えている。

この時間はあるべくしてあったと思って

残りの時間も大切にする!

 

 

おわり。